「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」
苺をつぶしながら
田辺 聖子 / 講談社
田辺聖子の3部作「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」。乃理子の恋愛、結婚、離婚からの独身生活。これ読みながら、私の頭の中では乃理子=林真理子に変換されてしまって..。以前読んだ林真理子の「美女入門」の雰囲気と似てたのかなぁ。乃理子の性格は私とは違うし、同じ女性としても「あー、そんな人いるね」と外側から見てる立場だから感情移入をすることはなかったけど、乃理子の剛への気持ちが冷めていく過程は読んでいて「うん、その通りだ」って思った。今まで許せていたものが許せないことになって、もうどんどんイライラが募っていっちゃうんだよね。。と、そこは自分の過去と重ねてしまった(笑)一人を楽しめる女性でもいたいけど、やっぱり私は結婚して幸せになりたいなぁー。(笑)
オルテンさんのはじめての冒険
またまたS子が持ってきてくれた映画。始まってから、どこの映画だろう?ってなって会話にヘラジカとか出てくるから北欧かな?って思ったらノルウェーでした。しかもオルテンさんはベルゲン急行の運転手さん。私も北欧旅行のときにそれに乗ってベルゲンまで行ったし、中央駅も登場してちょっと嬉しい気持ちになりました。物静かなオルテンさんが主人公だから会話は少なめだし、その割に(その代わりに?)シュールな感じ。途中うとうと…としながら観てました。定年してからの人生=はじめての冒険だと私は捉えました。確かに私も4月から働き出して毎日が同じことの繰り返しだなぁっていうのはすごーく感じていて、だからこそオルテンさんの気持ちが少しはわかるような気がしました。毎日同じ時間に起きて、同じ動作をして会社に行って…っていう生活を30年もしていて、急に自由になったとしたらそれはまさに未知の世界なのかもしれない。シュールでくすっと笑える場面もありながら、どこかに死を感じさせられる映画でした。
英国王のスピーチ
S子と新宿武蔵野館で観てきました。何回も言ってるけど…やっぱり古くてちんまりとした映画館が好きなようです。でも映画の日&GW&アカデミー賞作品&もう終わりかけ..と条件が揃ってお客さんはたくさんいたよ。立ち見の人もいるほど!観終わっての感想は、なんだか幸せになって、観てよかったなーって思いました。しかも実話ということでジョージ6世についてもっと知りたくなった。あとはつい数日前にウィリアム王子とケイトさんの結婚式みたばかりだったから、ウェストミンスター寺院も出てきててタイムリーでした。実話なんだけど、ストーリーはありがち…というか王道。でも私は好きです。エリザベス妃がジョージ6世を支える姿が印象的だったな。笑えるところもあって、しかもそれを「ふふふ」と笑える空間(他のお客さんも笑ってた)から心地よかった。話の中で、戦争に突入する瞬間を迎えるシーンがあるんだけど、その瞬間ってどういう気持ちなんだろうって考えてた。想像できないよねー..。映画とは全然関係ないことですが、何気にハリポタ出演者がいっぱい出てたよ。エリザベス妃役のヘレナ・ボトム=カーターはベラトリックス・レストレンジだし(wiki見て知ったけど恋人がティム・バートンなのね!子どももいるんですってよ!)、ジョージ5世のマイケル・ガンボンはダンブルドア先生だし、ウィンストン・チャーチル役のティモシー・スポールはピーター・ペティグリュー!
しんぼる
相方さんが観たいというので、正直気がすすまなかったけど観ました。評判もあまりいいのは聞かなかったので期待しないで観たんやけど..だからなのか思ったよりおもしろかったです。ところどころクドイ・・って思うところもあったけど、「ふっ」て笑えるとこたくさんでした。外国のシーンの映像、ああいうのも撮れるんだなーってちょっとびっくり。本人はああいうのを全編通して撮りたいとは思っていないだろうけどね。でも、テーマの着眼点というか、それがわかったときはハッとしました。おもしろいなぁって。きっと松本人志という人は物事を色んな風に考える人なんじゃなかろうかと。今日もどこかで「ふぃん」って音とともに何かが起こっているのかもしれない。そういう考え方、私も好きなので寄り添って観ることができたのも、思ったよりおもしろかった理由かもしれないです。
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